【2010/12月号 町報おぶせ】
Film1
監督が作品に込めた「2つの願い」
今年、小布施中学校の1学年では、「総合的な学習の時間」の授業で、少人数のグループに分かれた生徒たちが町の中の工場や特産物販売所などを訪れて小布施について調べ、見たり聞いたり感じたりしたことを映像にまとめて9月の鳳凰祭で発表することになった。
そんな中、1年2組の1つのグループでは、学習の中で感じた小布施の魅力をより多くの人に伝えようと「ふるさとCM大賞」に挑戦することを決めた。
監督に立候補したのは月岡さん(押羽)。友人の根岸さん(大島)が助監督、伊東さん(東町)が記録に決まった。まず、どんな作品にするかグループの7人で意見を出し合い、小布施からイメージするものを連想していった。なかなかアイデアがまとまらず、仲間の焦りと不安を感じた月岡さんは提案した。
「進学などで町を離れてしまった人に、またふるさとに戻って来て欲しい」「小布施を訪れた人にもう一度来てもらい、人とのつながりを大切にしている町の皆さんの温かさに触れて欲しい」この願いを込めようと―。
最初に決まったのは「帰りたくなる町小布施」というタイトルだった。「できるだけクラス全員が出演できるようにしよう」グループの心が一つになった。
夏休み、太陽がじりじりと照りつける真夏の午後に撮影は始まった。栗の小径、岩松院などでのあいさつシーンの撮影では予定通りにいかず焦る場面もあったが、グループで話し合い進めていった。気がつくと日が暮れかかっていた。みんなくたくたに疲れていたが、なぜか笑みがこぼれていた。最後の駅での撮影にはクラス全員が参加した。ハプニングもあったがクラス全員で作りあげた達成感で満ち溢れていた。
町を離れてしまった人にふるさとに戻って来て欲しい
小布施を訪れた人にもう一度来て欲しい

